カブト.14

仮面ライダーカブト
14 脚本:米村正二 監督:長石多可男

今回は「THE FIRST」版の本郷猛役、黄川田将也氏や、神崎お兄ちゃんorケサムの菊地謙三郎氏のゲスト出演とか、ハラペコ天道(笑)とか、ハラグロ影山(笑×2)とか、部分的には面白要素はあったものの、話の核になる内通者の謎解きミステリーの部分・・・てか、か展開事体がなんだか「?」な部分が多くて、どうにも消化不良な感じが残る回だった気がします。

細かい事は今回のポイント上げながら語って行きますね~
※疑惑
自分の両親を殺したヤツかも知れないと言う疑惑から、天道に事実を問いつめるひより。
この辺りは多分、ひよりの記憶の中にある殺された両親ってのはワームの擬態で・・・・って辺りなんだろうけど、イキナリそんな事言っても余計に混乱させるだけだろうし、それこそ自分がひよりの記憶の中の少年だと認める事になる。
何よりも、そんな事をウダウダ言ったところで(真実がどうであれ)いい訳を並べる様で、天道君のポリシーには合わない。
天道君が多くを語らない理由はそんなところだろうけど、ひよりには誤魔化されたみたいで却って怒らせちゃった訳ですな。

それはいいとして、会話の初めで刻んでた“生”のゴボウが、あの短いやりとりが終わる時にはきんぴらごぼうに仕上がってるのは幾らなんでも早すぎないか!?(レシピ調べたら切ったゴボウのアク抜きだけで“15分”かかるらしいゾ!)
もしかしてクロックアップしたのか?(^^;

※これ位でどう?
再びZECTへの協力を要請を風間に持ちかける加賀美君ですが、男は相手にしないって態度の風間。
一瞬、前回のアレで加賀美君“クセ”になったんじゃないかと思っちゃった(笑)
そんな加賀美君に電卓叩いて交渉しようとしたのがゴンちゃんですが、それに対して“ふざけるな!”な加賀美君・・・・ん!?
マテ!、もしかしてZECTって“給料”出ないのか!!!?
あんな命が幾つあっても足りない仕事で無償で働いてるなんて、よっぽどのお人好しの集団か、全員脳改造されてるかしかないぞ!(^^;

※泳ぐ(?)加賀美
内通者の疑惑をかけられる加賀美君。
田所さんが俄に信じられないってのは、加賀美君の人となりだけでなくて彼がZECT幹部の息子である事を知ってるからだろうけど、その辺りを影山が認識していたかは不明。
まぁ、どっちにしろ関係なく影山はやっていただろうけど、それを考えれば田所さんに“泳がせる”云々を自信タップリに語る姿は少しマヌケかも(笑)

で、携帯電話の罠にかかっちゃう加賀美君ですが、このシュチュエーション自体がかなり「?」で、普通はああいう時は家族なり本当に信用できる相手意外に他人に貸したままどこかへ行くって事は有り得ないですよね?
この携帯の罠に関しては更に後ほど突っ込みます。

※御不満天道
Salleの支払いは今まで全部“ツケ”だったのか、天道・・・・(^^;
尤も、天道君の頼むメニューは元々がひよりが“まかない”で作った物で、本来のお店のメニューじゃない。つまり、ひよりの手料理をわざわざ食いに来てただけなんですよね。
それにツケだって金を払うのは、つまりは“三くだり半”って意味なんですな。

ひよりは多分、天道君への“アテツケ”のつもりでわざと不味いロールキャベツを作ったんでしょうが、向こうから三くだり半突き付けられれば逆に気になってしまう。
それが天道の家に金を返しに行く行動に繋がる訳ですが、そこで天道君が樹花ちゃんの為に作った心のこもった手料理を食べて、天道の言った“食べると言う字は人が良くなると書く”を思い出し、疑いを解く切っ掛けになる訳なんですが・・・ヤレヤレこいつらホントに揃って素直じゃないねぇ(笑)

※ハラペコ天道
で、天道君の昼飯を求める流浪の旅が始まる訳で・・・(笑)
考えてみれば、天道君は他人の為に料理は作っても自分の為の料理は作らないんですよね。
つまり、自分の行動は他人の為であり、自分が他に求める物は自分で探すって言う天道君の基本理念に適った行動って事です。

最初の店が休業中で落ち込んでフラフラしてる所に通り掛ったのが今回の最初のゲスト、「THE FIRST」版の本郷猛役、黄川田将也氏。
特に本郷猛の名前が出てきた訳ではありませんが、乗っていたのは明らかに「THE FIRST」版のサイクロン!
なんでも長石監督との話の成行きで急遽決まった出演だったそうで、とってつけた感はあるけれども、ファンサービスとしては満点(^^)

2件目の店もお休みで、出た言葉が
「天は俺を見放したか・・・」
って、(笑)
その店探しの途中で、偶然から加賀美君のピンチを知る事となり、影山君への手荒い御挨拶(笑)とか、加賀美君に直接助けを乞われるとかの展開になる訳ですが、正直言えばこれが却って話をくどくしてる気がします。
内通者絡みのエピソードはそれだけで別に進行していて、そこに脈略なく天道が出現して解決して行くって方が逆にシンプルで判り易いと思うんですがねぇ。
元々天道君はそう言うのが許されるキャラとして造型してきたのでは?(イキナリ神父さんとか(笑))

そうは言いつつ、その状況においても尚
「先ずは飯を食ってからだ」
って言い放つ天道君は萌えだ(笑)

※追われる加賀美
Aパート冒頭で殺害された元シャドウ隊員の携帯に加賀美君からの着信履歴があった事で、内通者の容疑をかけられて追われる身となってしまった加賀美君。
・・・・・なんですが、ウ~~~ム、なんかムリあるぞ(^^;

ここに先の影山に貸した携帯って辺りが絡んでくる訳ですが、先にも書いた様に他人に携帯そのものを渡してしまうって時点で先ず変だし、いつの間にかポケットに携帯が戻っていた件は、携帯を貸した時点で既に同型の別物に摺り替えられてたって説明は確かにつくけど、ならあの被害者の携帯に加賀美を装った着信はいつ入れられたのか?
岬さんは携帯を調べるって言ったけど、ちゃんと調べたのならば何年何月何時何分にどの携帯からどの携帯に発着信があったか、その携帯の契約者は誰なのかとかは判る筈で、その辺りを細かく考えればこの携帯トリック事体が成り立たないと思うんですが・・・(^^;

ちゅうか、こんな疑問だらけのトリックに乗せられて加賀美君に疑いを掛けて影山君を信じちゃう岬さんのヌケサクぶりにちょっとガッカリ。
てか、そんなに信用ないのか加賀美・・・(T▽T)

※御満悦天道(笑)
散々歩いた挙句に結局Salleに舞い戻った天道君は、今度こそひよりの“本当の”美味いロールキャベツを食って御満悦な訳ですが・・・スマン、ちょっとここにも物言いさせてくれ!(^^;

天道が最初の店で本郷猛と遭遇して(・・・(^^;)影山君にちょっかいかけていたシーンの後にひよりが天道家で樹花ちゃんに半ば無理矢理昼食を食べさせられ、天道への疑いを和らげるシーン、その後に天道君が2つ目の店に前で加賀美君と悶着したすぐ後にSalleに戻った時は既にひよりは帰ってきて、新しいロールキャベツを作っていた訳で、この間の時間がエライ短い印象受けちゃうんですよね。

加賀美君絡みのシーンも色々と疑問だらけの展開があり、更にそこに先にも書いた様に下手に天道君が両方に絡むから、余計に話が判り辛くなっちゃうんですよ。
もう、ストーリーまでクロックアップしたみたいで・・・(苦笑)
いい表現では無いし、一時期流行りみたくなったんで意識的に避けてた言葉ですが、敢えて言えば“グダグダ”に感じちゃう(^^;

もうちょっとなんとかならんかったのかなぁ・・・

ひよりの美味しい手料理を食べて嬉しそうな天道君と、その表情を見て天道への疑いを解き、更には何か特別な感情を感じさせる様な微笑みを見せるひよりの辺りは良かったです。

あと、ガラスをコンコンと叩いて呼ぶカブトゼクターに、ディスクアニマル達と同質の“萌え要素”を感じちゃいました(笑)

※ハラグロ影山
追い詰められた加賀美君が、疑いを晴らす為ならと同行に応じようとした時にシャドウの1人が加賀美を撃つ!
けど実はこれが真の内通者をあぶり出す為に影山が仕組んだの本当の罠で、加賀美を消せば全てが闇に葬られると考えたこの隊員こそが真の内通者・・・って事なのですが、その為に加賀美君が撃たれてしまっても“見習いの1人位どうなっても構わない”なんて言い放っちゃう影山のダークぶりはもう・・・れ、憐(^^;
まぁ、内山眞人君自信は影山の役を楽しんで演じているそうですがね(苦笑)

※ちょっとだけ言わせて(加賀美パパ風に(^^;)
まぁ、ここで内通者にまつわる謎解きめいたモノは一応決着なんですが、今まで書いてきた様にどうも展開やら伏線やらの構成が、前回の矢車のミスリードの件も含めて解りづらいと言うか、先ずミステリーとしてもストーリーとしても成り立ってない印象が残っちゃうんですよね。
基本設定として、人間に擬態したワームはその人間の記憶や人格までコピーできるんだから、ZECTのメンバーに擬態した時点で内通者使って情報得る必要もない訳で、何の為にこんなややこしい事までして潜り込む必要があったのかってのがサッパリ理解でない事がその要因の1つではあると思いますが・・・

仮にこれが高寺作品だったなら、事件の進行の時系列とか構成からその裏付設定まで執拗な位作り込んだのだろうけど、白倉作品はこの辺りが甘いのは元々の弱点。
シュチュエーションを優先してその場の面白さを追求するのが本来の白倉カラーで、それこそ井上脚本とタッグを組めばもう、勢いだけでブッチ切るのが逆に気持良かったりする訳ですよ。

前回と今回は、米村脚本のツメの甘さが災いした部分はあれど、白倉作品の良くない部分が目立っちゃった気はします。
消化不良な印象残す位なら、四の五の細かい事は全部スッ飛ばして訳分からんでも勢いだけでやっちゃっても良かったんじゃないかなぁ・・・

※どこがパーフェクトだ!
新たなパーフェクトハーモニーを唱い上げる影山に対し、シャドウの中にワームが紛れてる事を見抜け無かった事を皮肉って言ったカブトの言葉がコレ。
このイキナリ感が天道総司=カブトの持ち味な筈で、ここから本来の「カブト」の空気に若干戻った感じがします。

ワームに内通してたシャドウメンバーを演じたのが今回2人目のゲスト、神崎お兄ちゃん@菊地謙三郎氏なんですが、あっという間にそのワームに消されちゃった(^^;
なんか今回ゲストの扱いがアレなんじゃないか?(笑)

※対峙
シャドウの放った弾丸の飛び交う中での、クロクアップ空間でのバトル、そこに乱入してきたドレイク=風間。
遂に3人ライダーが対峙したところで、次回に・・・

こういう“引き”はやっぱ上手いなぁ・・・

※ダブルワームか
遂にトリオ漫才結成!(笑)


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この記事へのコメント

サボサボ/つ
2006年05月06日 22:00
yasさま、
携帯ミステリー、子供騙しにしてもお粗末でした。
個人的に殺害された元シャドウ隊員の携帯に加賀美くんが「登録」されていたのが萌えでした。仲良しだったのかな。(笑)
最近すっかり憐からイッシーにイメチェンしたダークザビーこと影山くんですが、こんな酷い事してもザビーゼクターには見放されないのですね。
2006年05月07日 00:32
>殺害された元シャドウ隊員の携帯に加賀美くんが「登録」
そう、ここも引っ掛かるんですよね。
そもそもあの元シャドウ隊員の携帯自体が影山が用意したニセモノの可能性もある訳ですが、それにしたって本当に“ちゃんと”調べたのなら分かる筈でしょ?(まさかあの罠の為だけに携帯会社にまで手を回していたとも思えないし、そこまでする意味も無い)
やっぱり、あのトリック“穴”あり過ぎで、それこそ子供にすら笑われちゃうって(^^;

>影山
ゼクターが見放さないのは、多分今の影山が揺るぎなく“ダーク”に撤しているから(苦笑)
天道君が言った“自分の本分”ってのは、その人物にとって尤も貫くべき本質的な物って事だと私は解釈してます。
天道君にとってのそれが“天の道を往き総てを・・・”で、加賀美君は“この手でワームを倒す!”で、影山は今の“ハラグロ”(笑)
矢車のそれは“パーフェクトハーモニー”だったけど、あの時の彼はそれを敢然に逸脱してたからゼクターは見放したんじゃないでしょうか?

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