土曜特撮.5月1週目

超星艦隊セイザーX
第31話「対決!ブレアードVSサイクリード」脚本:瀧田哲郎 監督:池田敏春

名実共にブレアード主役の回!!(凄ぇえ!(^▽^;)
今回は今までの伏線やら積み上げてきたドラマがあちこちで生かされ、昇華した感じ。
まぁ「セイザーX」の構成の上手さは今回に限った事では無いけれど、特にそれを強く感じたのは間違いありません。

ブレアードの剣がサイクリードの手によるものってのは初耳ですが、それを通じてブレアードのサイクリードに対する想いや、それ故に別人の様になってしまった“仲間”を目の当たりにした悔しさや悲しさ、そしてそれが原因で同じく“仲間”であり“友”である拓人を傷つけてしまった後悔や葛藤と、ブレアードの心情が本当に丁寧に描かれていて、正直感心しました。

逝ってしまった“仲間”、ジャッカルの墓前で出遭ったシャーク隊長の自分を思いやる言葉を聞き、隊長が今の自分と同じ気持でジャッカルと戦っていた事に気づくブレアード。
更に、ケインの“友達の間違いは正さなきゃ”って言葉が、自らの手でサイクリードを(倒すのではなく)“止めてみせる”って決心に繋がるって辺りのストーリー構成も実によく纏められています。
何より、そう言う展開になっていながら、レミーの“本気”の一発で本当に気絶しちゃった拓人のマヌケ面とかのギャグな味付けで必要以上に重くならない様にしている辺りもいいですね(笑)

因みに、拓人がレミーにブッ飛ばされる原因になった“身を犠牲にして仲間を守る”ってのは残された者を悲しませるだけで決して美しい事じゃないってのは、自己犠牲が無闇に美化されがちなヒーロー物では結構新鮮で、基本的に本作を一貫して流れてるカラーでもあります。
私もこれにかなり近い考えを持っていて、「セイザーX」を支持する理由の1つなんですよね。

月の決戦で、猛攻を続けるレイミラードを羽交い締めにするドリルアングラーに、ブレアードとサイクリードの姿が重なるシーンはかなりの感動物で、さらにブレアードの声で躊躇なくサイクリードをコントロール装置から引き離すアクアルとか、月の自分達の元の隠れ家に思いを馳せるブレアードとか、クライマックスも非常に密度が濃くて、とても見応えのあるエピソードでした!


ウルトラマンメビウス
第5話「逆転のシュート」脚本:長谷川圭一 監督:高野敏幸

サドラを3体も出すんだったらやっぱりデットンを出して欲しかったよな(勿論“新造型”で!(笑))
それは良いとして、サドラに襲われたあの親子連れとか女子高生はやっぱり美味しく頂かれちゃったのかしらん?・・・((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル
「メビウス」って、総体的にはライトタッチで“のほほん感”がある作風なんで、こういう表現が入ると却って恐怖感は倍増しますね(そこになんの狙いがあるのかはちょっと私には判らんのですが)

今回の本筋は、サッカー選手時代にスタンドプレイヤーだった為、チームの嫌われものだったジョージ隊員がGUYS内でも孤立しそうになったのを、ミライ隊員とマリナ隊員の“おせっかい”で、頑な心を開き、それがサドラ撃破の要へと繋がるって言う、中々爽やかな青春ストーリーだったりする訳ですが、今回は他にも色々と重要なポイントがあった為に些か描写不足になった感が残ったのはちょっと残念でした。

しかし、最近はサッカーネタが絡むとみんな「小林サッカー」になっちゃうのは正直もう勘弁してほしいです。
いやネタとしては面白いけど、ミライがジョージのキックを受けれたらGUYSを辞めないって辺りは今回の一番のポイントな訳で、あそこでアレやられると逆に興醒めしちゃうんですね(^^;
このシーンをもう少しキッチリ描いていれば、ジョージ隊員が憧れてたヒーローがウルトラマンで、そのウルトラマンであるミライに自分は知らずに手を差し伸べられ、共に戦ってるんだって辺りの面白さがもっと伝わったと思うんですがね。

今回、本筋とは別に大きなポイントが2つ。
1つは、死んだと思っていたGUYSの前隊長セリザワが姿を表した事で、果たしてアレは本当にセリザワだったのか?
そして、もう1つはもう1人の巨人ハンターナイト・ツルギの登場。
ツルギのデザインはまたこれまでとは違った意匠を醸していて、ダークファウストやダークメフィストはウルトラマンの象徴でもある目やカラータイマーの電飾を敢えて入れずに真っ黒にした事で“闇の巨人”を表現してたけど、ツルギは目やカラータイマーそのものが無いと言う、正に“謎の存在”。
それに、1話からチョロチョロしてる“謎の女”はどうやらツルギを知っている模様で、今後の展開を予想させます。

どちらにせよ、昭和ウルトラの世界観を土台に作られてきた「メビウス」に、平成ウルトラの最も大きな要素である“もう1人の巨人”が導入された訳で、これが今後どう言うカタチで展開されて行くのかは一番の注目どころですね!
ウルトラマンメビウス ウルトラヒーローシリーズ2006 03 ハンターナイト・ツルギ

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  • SAZER X #31

    Excerpt: 今回の物語はブレアードとサイクリードの物語。人間以上に人間くさいブレちゃんの心が描かれるが、まさに「浪花節」の世界である。ということなので、BGMは「浪花節」がタイトルに入っているアルバムということで.. Weblog: MEICHIKU なんでもぶろぐ racked: 2006-05-08 11:33
  • 超星艦隊セイザーX 第31話 対決!ブレアードVSサイクリード

    Excerpt: いよいよやってきました! 今回はブレアードが主人公の話です!! もう誰にも文句は言わせない。 影の主人公の座よ、さようなら。 さあいらっしゃい、メイン主人公の座よ。 来週か Weblog: 感想記 racked: 2006-05-13 13:50