カブト.38

仮面ライダーカブト 38
脚本:米村正二 監督:長石多可男

今週はどうやら次回放送までには間に合いそうです(とは言ってもこれupする時点で約9時間前ですが(^^;)

学校の怪談の解決編・・・・なんですが、前回分の感想でも触れた様にどうにも釈然としないものが残っちゃいました・・・
「ボウケンジャー」もそうですが、この週の「スーパーヒーロータイム」はどうも“後編”のツメの甘さが目立っちゃったかなぁと言う印象です(^^;

では今回のポイント
※全ては樹花のために・・・
前回から気になってたんですが、天道君がこの事件を解決しようとする動機は結局は樹花ちゃんの楽しみにしてるキャンプ合宿を成功させる事が優先順位・・・って事なんでしょうか?
確かに天道君らしいと言えばそうなんですが、以前ひより絡みの事で暴走した時と結局は変わってない事にちょっとガッカリ・・・

※呪いの鏡の前で・・・
アバンのこのシーンの時点で既に小林恵子はワームに擬態されていた訳で、この後の展開見る限り本物の彼女はもう殺されちゃってるのは間違いない模様ですorz
なんか前回、テストの成績に捕われていた心をちょこっと開いて、根はいい娘らしいという描写を見せただけに、せめてその死に対するフォロー位は欲しかったな。

※待切れなくて家でキャンプしちゃった!♥
ここまで来ると無邪気とか天真爛漫を通り越してただのアホの子みたいだ、樹花ちゃん(^^;
それでもテストの成績は学年1位、樹花ちゃんといい天道君といい、つくづく“おばあちゃん”の育て方の偉大さを痛感します(笑)

※俺が確かめてやる
前回でも触れた様に、戻ってきた野球部が全員ワームに擬態されてたのか、或いはピッチャーの子のみなのかは結局よく判らんのですね。
合唱部の件を考えれば全員が擬態されてると考えるのが自然なんでしょうが、どうもそれらしい確定的な描写(例えば合唱部同様全員がワーム化する等)が無い。
それが無いからって特に物語的にどうって事は無いんですが、思わせぶりなネタふりしておいてコレだからなんかスッキリしないんですよ(^^;

で、そのピッチャー君がワームかどうかを確かめる為に、元甲子園球児の面目をかけて挑む加賀美君ですが、結果は・・・アララ?
アレは彼がワームでその実力が人間離れしてたからなのか、それとも単に加賀美君の腕が鈍っただけなのか(^^;
しかしこのシーンで一番“いい芝居”してたのはやっぱガタックゼクターだよな!(笑)

※黄昏れてるな・・・
パンチホッパーになってもヘタレてたままだった影山君ですが、それも矢車に言わせれば結局は影山君がいまだに“元の世界”に未練がある、吹っ切れていないからって事なんでしょう。
まぁ、元の人格から180度変貌しちゃった位の“よほどの目”に遭ったのであろう矢車が言うのだから間違って無いのでしょうが、ただ腑に落ちないのは矢車はそうやってまで影山を引きずり込んで、結局何がしたいのか・・・
と、言うよりもこの段階になってもまだこの飛蝗兄弟の目的が判らないので、未だどう捉えていいのか分からんのですよね(^^;

※これは訓練じゃないんだ
蓮華にしてみれば、キャップでテントを張る=野営訓練だってのは分かるけど、それだけ徹底的に叩き込まれてる割には何故か妙なところで天然ボケなのが彼女の一番解らないところなんですよね。
元々がこういう娘だったのが、ZECTの訓練によって戦闘技術のみを教えられてきた為にああいう“歪”な人間になっちゃったって捉え方もできますが、それにしてはちょっと描き方の“向き”が違う様な気がする。
せっかくいいキャラ持ってるのを、上手く生かし切れてない辺りは米村脚本の弱点なのかも知れません。

ただ、ここでそんな蓮華を諭す加賀美君の描き方が、後半の“ヒーロー加賀美新”の描写に繋がっている辺りは中々良いです。

※一番の御褒美
テストで一番の順位を小林恵子に奪われた樹下ちゃんですが、さほどこだわる様子もなく今はキャンプ合宿のほうが楽しみな様子。
頑張ってもいい成績がとれなかった恵子にしてみれば、樹花ちゃんのこの“超前向き”な態度はむしろ疎ましかったかも知れない。
その辺りの描写ももう少しあれば、恵子がいい成績をとる願いを利用されちゃう理由に説得力が出たと思うんですけどね。

そして、頑張って一番をとった恵子に対して御褒美としてのヤキソバパンを渡す天道君ですが、それを受け取らずによそよそしく逃げる様に行ってしまう事が、天道君に彼女が既に本物の恵子ではない事を気づかせるのですが・・・ウ~ム
ワームが恵子に擬態したのは前回のヤキソバパンの一件があった後な訳で、ここはやはりヤキソバパンを受け取って上手く誤魔化す位の事をしなかったワームは迂闊と言うよりマヌケにしか思えません(^^;
これが単なる本物偽者話だったならそれでいいのですが、ワームは擬態した人間の姿や記憶、人格までもすっかりコピーするって設定がある以上はやはり突っ込みたくなるし、構成の甘さやミスと思わざるを得ないというか・・・
しっかりしてよ、米村さん(^^;

※事件の真相
かいつまんで言えば、7年前に合唱部が全員ワームに擬態されてそのワーム合唱部が大会で優勝したものの、真相を知った理事長が事件の隠蔽と同時に、ワームの能力で新たな学園の名誉(てか、宣伝)を図る為にワームと手を組んで、元の合唱部の部室を“呪いの鏡”を装った大鏡で隠し、その前で願い事をする生徒をワームの餌食にし、その生徒に擬態したワームにその優れた能力で大会優勝や全国一位をとらせていた。
つまりは全てが理事長の悪だくみだったと・・・

ウ~~ム、細かい事を言い出せば突っ込みどころや矛盾点や納得できない部分が山ほどあるのですが、取り敢えずそんな事を7年間も続けてて家に帰ってこない生徒や行方不明の生徒が沢山いるのに、よく親が騒がなかったなとか、警察やマスコミが動かなかったなって言うのが先ず疑問。
何よりも、そんな大事件を専門組織である筈のZECTが長年キャッチ出来なかったとしたらどこまでマヌケな組織なんだと(^^;
最初はZECT自体が事件に絡んでる可能性も考えたけど、どうやらあの理事長個人の企てだった様だからそれは無いと思ってよいでしょうし・・・

ちゅうかあの理事長自身がワームで、裏で全てを操ってたってのが一番シンプルで無理が無いと思うんですが、なんでワザとこんな解り辛くて矛盾だらけの話にしたんだろう?

※幽霊退治だ!
キャンプ合宿に向かう樹花ちゃんや加賀美君達の乗ったバスを、追ってきた合唱団ワーム達が狙ってくるシーン。
ここでの、幽霊合唱団の“通りゃんせ”の歌の恐怖からみんなを守る為に先ず大声で歌って元気づけ、そこから1人でバスを降りて戦いに赴く辺りまでの加賀美君は、テイストとしてはまるで70年~80年代辺りのヒーロー物を彷佛させる様なノリなんですが、これが実に加賀美君らしいと言うか、正統派ヒーローのカッコ良さがあって、管理人的には今回一番好きなシーンです。
その“漢”を感じさせる姿に、蓮華も加賀美君の事を見直した・・・と言うよりもしかして“フラグ”が立っちゃったかなと言う感じでしょうか?(笑)

※やっぱりお前は最高だ
影山君の前に姿を現わす、恵子ワームとピッチャーワーム(てか、なんで四六時中ユニフォーム姿なんだ(笑))
矢車と共にホッパーに変身して倒す訳ですが、つまりは自分が“吹っ切れきれない”元とも言える恵子に擬態したワームを自らの手で倒す事によってそこから脱すると言う意味合いのあるシーンだと思うのですが、そうであるなら“本物の”恵子との触れ合いや、ワーム恵子に対する葛藤の様なものを少しでも描いていればもう少し分かり易くなったのになぁ・・・
ともあれ、これ以降恵子の登場シーンが無い事を考えれば、やはり本物の恵子は既に亡き人になっちゃってる模様ですorz

※俺はキャンプにおいても頂点に立つ男だ!
てか、ぼっちゃまマジでどこから沸いたんだ!(笑)

※マキシマムハイパータイフーン
ま、この新技と言うか、新アイテム(新玩具と言うのが正しいか(^^;)を出す為にこの回が作られた部分は大きい訳で、そういう“縛り”の中で精一杯面白いものを作ろうとしている苦労は凄く分かるし、理解も出来るけど・・・
でもそれ差し引いてももう少し何とかできたんじゃないかと・・・(^^;

※次元の狭間
ハイパーゼクターが誤作動を起こしたのは恐らくマキシマムハイパータイフーンのエネルギーによるもので、天道君自身まだハイパーゼクターを使い切れてない証でしょうが、あの謎の時空で垣間見たひよりともうひとつの影(恐らくは鉄仮面天道)は夢幻と言う訳では無さそう。
これが今後の伏線になっていくのかな?

※サソードゼクターを勝手に使うとは!
ちゅうか、あんた金の為に一旦は売り飛ばしただろうに、ぼっちゃま!(^^;

※キャンプファイヤー
ラストは一見爽やかな青春物で終わった様に見えるけど、スマンどうも私は釈然としないものが一杯残っちゃいました(^^;
やたら陽気に歌ってるぼっちゃまが有一の救いではありますが(笑)

仮面ライダーカブト 変身ベルト DXホッパーゼクター
仮面ライダーカブト 変身ベルト DXホッパーゼクター

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  • 仮面ライダーカブト第38話

    Excerpt:  1日遅れで仮面ライダーカブトを見ました。なんだか最近は,本筋から離れた回の時は,感想を書く気が失せてきています。よろしくない傾向ですね。(苦笑) Weblog: よろずな独り言 racked: 2006-10-28 23:22
  • Masked Rider KABUTO #38

    Excerpt: 今回の物語は「学校の怪談」の後編。更にこれにキャンプを組み合わせていて、雰囲気は学園ドラマに。が、こうなると、天道や加賀美の方が怪しく、中学生を狙う変質者に見えないこともない...で、「学園ドラマ」と.. Weblog: MEICHIKUえんため・ぶろぐ racked: 2006-10-29 01:09
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    Excerpt: 話のスピードは光よりも速くて、ついていくのも大変。 Weblog: 埴輪の寝言 racked: 2006-10-29 17:04
  • 加賀美 新(かがみ あらた)

    Excerpt: いつもありがとうございます。「仮面ライダーカブトのすべて 仮面ライダーカブトのブログ」管理人の「おやっさん」です。よろしくお願いします。もう一人の主人公というべき重要人物、「加賀美 新(かがみ あらた.. Weblog: 仮面ライダーカブトのすべて racked: 2007-05-07 12:06