メビウス.34話

ウルトラマンメビウス
第34話「故郷のない男」脚本:赤星政尚 監督:小原直樹

タロウに続いてウルトラマンレオが客演、しかも“おゝとりゲン”役で“真夏竜”氏も出演し、新録でレオの声もアテると言う、ファンサービスたっぷりのイベント編でした(^^)

また単なる客演ではなく、レオのキャラや物語を今回のテーマに絡めてる辺りも好印象。
「メビウス」は過去のキャラや物語が絡む時はそれこそテッペイ君みたいな人がニヤニヤしそうな考証がしてあって、ここらは「メビウス」の大きな特徴ですね。

>リフレクト星人
“見てくれ”と“物腰”のギャップが印象的だなと(どっちかと言うと脳みそ筋肉系でガラ悪そうに見える(^^;)
てか、あの風体だとむしろ物理攻撃にこそ耐性が強そうに見えるんですが、あの装甲は光線を無効化する物で、これは多分レオを登場させる事=格闘技(キック技)に繋げるためなんでしょうね。
・・・・尤もレオが挌闘系だったのは当時の社会情勢から来る“大人の事情”があったからなんですがね(敢えて触れませんが、“大きなお友だち”は御存じですよね?(苦笑))

>僧侶のゲンさん
OPのテロップでは“おおとりゲン”になってましたが、“おゝとりゲン”だとちっちゃいお友だちは読めないのかな?
本編中では人間の姿の時も一貫して“ウルトラマンレオ”と呼ばれてました。
いや構わんのですが、なんかヘンに感じちゃったんでせめて“ゲンさん”位は言ってやれとも思ったけど、それじゃなんかパチンコ機みたいだしな(^^;
さすがに歳くったなぁとは思うけど、それだけ言葉や態度に説得力はあります。

それにしてもなんで托鉢僧なのかと色々考えたのですが、あれは自分が救えなかった(島民やMACの隊員や猛君達を含めた全ての)人間達への懺悔と弔いの意味と、生涯自分を修業の場に置くという(実にレオらしい)意味が込められてるのかなと思ったり。
個人的にはヨットに乗って夕日の向こうからやって来たりしても“粋”だったかなとも思ったんですが、それで托鉢僧姿だったらギャグか?(^^;

>レオVSメビウス
変身後は変りは無いけれども直前に年輪重ねた姿見てる分、凄まじい“オヤジパワー”できょうびの若いモンが打ち負かされたみたいに見えます(^^;

>お前のその涙はなんだ!
ミライ君にゲンが浴びせかける、罵声にも近い厳しい言葉はかつてゲン自身がダン隊長にしごきまくられた時に受けた言葉で、今度はそれを次の世代に伝承していこうと言う、正に「レオ」のベクトルが生かされたシーンなんですが・・・
レオファンの方には大変申し訳ないんですが、実は私「レオ」は殆どマトモに観てなかったもので、毎回の特訓シーンはおぼろげに憶えているんですがこの一連のダンの言葉は完全に失念しています(いやホント、スマン(^^;)
このシーン、体育会系全開のリュウさんが一番頭に血を昇らせてる辺りがツボです(笑)

>故郷のない男
レオの本気モードのレオキックや厳しい言葉の真意、そして託された胴着の意味をを悟り、そこには故郷の獅子座L77星やMACや地球の仲間達を大勢失ってしまった哀しい過去に裏打ちされた、レオにとって地球は残された最後の故郷である事への強い想いがある事が語られる辺りは中々胸にくるシーンでした。
私みたいなのがそうなんだから「レオ」に想いのある人は尚更そうだったでしょうね。
ここでリュウさんが態度180°で“間違ってたのは俺達だぁ~”なのがまたツボ(笑×2)

>これにはレオが地球で流した汗が染み込んでるんです!
方々で同様の突っ込みがなされてるので、今更恐縮ですが敢えて・・・
洗えよ(^^;

ともかく“特訓だぁ!”ってなった時にミライ君よりもノリノリだったのがやっぱりリュウさんってのが更にツボかと(笑×3)

>焼き芋
変身前の姿であれだけ破壊できれば大したもんだと思いつつ、あの大量の破片はどうするのかと思ってたらちゃんと廃物利用する辺りはさすが子供番組の鏡だ!(笑)

“他人の力をあてにしない事”を実践する事でレオに近づこうとするミライ君に対し、それを心配するのは自分の勝手だとして支えようとするリュウを始めとするGUYSの仲間。
一見レオとは対照的に思えるけど、孤独と思っていながら実は多くの仲間に支えられてた点ではむしろレオも同じという対比になってるんですな(多分)

>昔の人間はこうやって火を・・・
ミライ君はそんな風に見えて実はアンタより遥かに年上だと思うんだが、リュウさん(^^;
とは言え、これがヒントになる訳ですけどね。

>ドリルキック
特訓の成果とリュウの火おこしをヒントにして炸裂したメビウスのドリルキックと、そこに起きた炎に包まれバーニングブレイブにって辺りは単純にヒーロー物のノリとしてGoodだと思います。
いやベタと言えばベタなんだけど、ヒーロー物ってそういうベタなのが本来の良さだと思うし(^^)

>レオーーー!!
ドリルキックでリフレクト星人の装甲破壊で活路→ガンフェニックスを捕縛してメビウスを封じるリフレクト星人、再びピンチ!→それを見たおゝとりゲンの笠が宙を飛ぶ→満を期して・・・
レオーーー!!
うん、この流れもヒーロー物してて良いですね(^^)
獅子の瞳が輝くシーンは当然新撮ですが、変身シーンや効果音は当時のバンク使っててここはファンには嬉しいこだわり。
“イヤ!”の掛け声は真夏竜氏本人の新録らしいですが、やっぱ“レオの声”だなぁって感じだし、タロウの時は篠田三郎氏の声でないのが少し残念だった分これも嬉しいファンサービスですね。

メビウスと“燃える”共闘をして最後は“ダブルキック”でリフレクト星人を粉砕!・・・と、かなり満足度の高いバトルシーンでしたね、今回は(^^)

>お前達になら託せそうだ
ミライ君にとってゲンのこの言葉は何よりも嬉しかったはず。
引き継がせる者、引き継ぐ者の両者の想いが2人の笑顔で見事に表現されてて、いいラストシーンだったと思います(^^)

獅子の瞳ならぬ獅子の頭
ウルトラマンレオ 1/2スケールマスク

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この記事へのコメント

2006年11月29日 21:46
 かませ犬、というか単なる引き立て役で終わってしまったリフレクト星人がいちばん気の毒だったような。
 とりあえず、大人の事情があったからあのレオがある、ということに今は感謝、です!
2006年11月30日 21:29
そうそう、ただ倒される為だけに出て来た敵って平成以降のウルトラでは結構珍しいんですよね。
まぁ、別の意味で印象に残る敵だったからそれで浮かばれるだろうって事で(えー

当時の大人の事情はやっぱりあのテの番組には大打撃だったみたいで、特に他社に比べれば特撮方面に“先立つもの”をかける円谷には相当キツかったみたいです。
けど、それをバネにしてなんとかよいもの、面白いものを作ろうと言う気合いがあったからこそ、紆余曲折の中でもやり通せたんでしょう。
そういう意味では、ある種今よりもいい時代だったのかも知れません。

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    Excerpt:  今日は仕事でカブトが見られなかったので,昨日書き忘れていたメビウスの感想等について書きたいと思います。 Weblog: よろずな独り言 racked: 2006-11-29 22:58