メビウス.第38話

ウルトラマンメビウス
第38話「オーシャンの勇魚」脚本:太田愛 監督:アベユーイチ

今回は「仮面ライダー555」で鮮烈な印象を残した“草加雅人”を演じた“村上幸平”君が、GUYSオーシャンの“勇魚”(イサナ)役でゲスト出演。
予告ではあの凶悪な“草加スマイル”(笑)を彷佛させる表情を見せたりして、どんなキャラで出てくるのか楽しみだったんですが、これが意外な位にイイヤツで、安心半分、物足りなさ半分と言うか(笑)

どちらにせよ、太田愛さんの温かみのある脚本や、アベユーイチ監督の演出、板野サーカス炸裂の空中戦CG等が上手く纏まり、中々出色の仕上がりになっていたと言えるでしょう(^^)

>VSアリゲラ・R1
冒頭からイキナリの空中戦。
ガンウィンガー&ガンローダーVSアリゲラのドッグファイトからメビウス出陣、アリゲラの音速飛行の衝撃波で破壊される港の建物、そのスピードと縦横無尽の飛行能力に翻弄され、肩を負傷するメビウス・・・そこに現れて攻撃をかけ、アリゲラを一旦追い払うGUYSオーシャンのシーウィンガー、そのコックピットで不敵な笑みを浮かべる勇魚・・・と、OPタイトル前の数分間のアバンにも拘らず、非常にハイテンポで密度の濃い内容がが凝縮されていて、この時点でこの回がとても期待出来そうな事を印象づけたと思います。
敢えて重箱の角突つきやるとすれば、“別の飛行物体接近”って、いくら管轄が違ってもGUYS同士なんだから識別信号位出せと!(普通に考えたらコッチも撃墜対象だぞ(^^;)

>オーシャンの勇魚
一見軽いノリの優男と見せかけておいて、サコミズ隊長と内証話私てみせたり、妙に鋭い面を見せたり、ミライの正体を見抜いてる素振りを見せる(ま、これはオチがあったけど(笑))等、怪しげな部分が顔を覗かせる勇魚。
極め付けは共同戦線を張る事が決まった時の“グワシポーズ”しながらの“よろしく”の時の“草加スマイル”な笑顔と、コイツ絶対腹の中でなんか企んでるぞ!と思っちゃうのはやっぱりカイザ=草加のイメージが強すぎるんですな(^^;
まぁ実際はそんな事はない、フツーにイイヤツだった訳ですが、コレはコレで村上幸平君の違う持ち味の生きたいいキャラなんで、今後もゲストで再登場して欲しいですね(^^)

>勇魚さんにはミライ君の正体がバレない様に・・・
ちゅうか、お前らが最初から迂闊過ぎるだって!(^^;
しかも、一番考えなしなのが当の本人のミライ君だってのは(笑)

それにしても、トリピーとマルさんだけなら気づかないから構わんってのは、どれだけ部下に嘗められてるんだと思うと涙が出てきますが、バッチリその通りってんじゃもう笑うしかないと言う(((^▽^)))
更に今回、トリピーまたまた“トンデモ作戦”口走ってたりしますが、ノリがコミカルだからアレだけどその危険ぶりったらグドンとツインテールにスパイナー使って東京ごと焼き払おうとした岸田長官に迫る勢いですぞ!!(しかも、トリピーの場合は“考え無し”で言っちゃ辺りがある意味もっと恐い(^^;)

>師弟
勇魚はかつてアライソさんの元で整備士見習いとして働いていた事が判明。
しかし、そこそこ腕も良くてアライソさんに目をかけられていたにも拘わらず、何の相談もなく勝手にテストを受けてGUYSオーシャンに行ってしまった勇魚。
だもんで、なんだか久しぶりの再会なのに2人の間には微妙~な空気が流れてるのですが、アライソさんは決して勇魚の事を怒っちゃいないばかりか、そうまでしても本当に自分のやりたい事、天職に向けて突き進んだ彼の事を今でも可愛い弟子の様に思っている。
勇魚の方も、多分そんなアライソさんを今でも心底慕ってるからこそ、GUYSオーシャンにヘッドハンティングしようとしたりしたんだろうし、向こうに行く事を言わなかった・・・と、言うより“言えなかった”んでしょう。

ウ~~ム、なんかこう本当に不器用な男同士の関係と言うか、師弟関係がとても温かい目線で上手く描かれていて、この辺りの人間の心情の描写は正に太田愛さんならではだなぁと感じますね(^^)
“腐”の方々が萌えたと言うのも少し分かる気がする・・・(←いや、分かっちゃマズイだろうと自分に突っ込む(笑))

ここ、前半で勇魚が部屋の壁のネームプレート見つめてる所と、後半のアライソさんが辞めてった勇魚のネームプレート投げようとしてその裏に書かれた“ゴメンな”の文字見て、そのプレート今でも机の引き出しに仕舞ってあるあるシーンとが繋がっているんですが、それを“これ見よがし”ではなく、サラリと見せちゃう演出は好印象。
マジックで書かれた“整備A-1”の文字が消えて少しへこんだヤカンが綺麗なヤカンにオバーラップして、勇魚が居た頃との時間経過を見せる演出とか、こういう“何気ないのに粋”な演出が上手いですね、アベ監督は。

>アリゲラがメビウスを呼んでいます!
なんでそう思うんだ?・・・って、ミライ君迂闊だって(^^;

>作戦会議
なにげにバンダイのオモチャ使っててスポンサー様への“ヨイショ”か?(^^;
しかしなんと言ってもバードンのソフビに“名札”付けてアリゲラって(笑)
しかもそれ持ってブ~~~ンって嬉しそう飛ばしながら作戦説明するテッペイ君がまたなんとも(笑×2)

>僕がアリゲラの攻撃を受けていなければ・・・
ん!?・・・って、だから・・・迂闊すぎるってミライ君!!!
この天然ぶりは単に新米ウルトラマンだからってだけじゃない気がしてきたぞ(^^;
ちゅうか、誤魔化すにしても他のGUYSの連中もワザとらし過ぎるって!(笑)

>一期一会だ
GUYSのメンバーが作戦を議論してる光景を見て、自分が整備士だった頃の仲間とのやりとりを思い出す勇魚。
昔の仲間達との時間は自分にとっても大切な財産、だからこそ今この時間の仲間達を大切にしろって言うのは、その仲間と袂を別かって自分は自分の道を選んだから・・・ってのもあるんでしょうが、他にも理由らしきものがあったのは後に分かる事。
しかし、どうもこういう爽やかな態度を見せられても所々に草加雅人の邪悪な顔が浮かんじゃうのはどうしたものかと(苦笑)

>VSアリゲラ・R2
最初の頃はまだちょっと“固い”イメージがあったけど最近は板野さんも馴れてきたらしく、3DのCGでもかつての“板野サーカス”を彷佛させる、と言うよりもその健在ぶりを堪能させてくれる様なアリゲラとシーウィンガーのドッグファイトは見応え十分で、アバンのそれが大人しく見える位です!
やっぱ、2Dのセル画であろうが3DのCGであろうが、“戦闘機”を飛ばさせたらこの人のセンスは並外れてますよね~(^^)

そして地上戦に入ってからの着ぐるみのアリゲラとCGのシーウィンガー、ガンウィンガー、ガンローダーとのバトルからメビウス登場、空中滑空してくるアリゲラを敢えて動かずにメビュームブレードで迎え撃ち、左右真っ二つになったアリゲラがメビウスのバックで爆発する逆行でメビウスがシルエットになる様を正面から捉えるカメラ、爆風で激しく回転する風車・・・と、今回のバトルシーンは勇魚が呟いた通り、“かっけぇ~!”の一言でした!

>元気でな!
勇魚は実はGUYSオーシャンの“新隊長”だった事が判明。
黙っていたのはみんなに気を使わせない為と言う事ですが、多分勇魚の方もそう言った堅苦しい“肩書き”等関係無く、仲間として関わっていたかったって言う心情もあったのかも知れません。

それはGUYSのみんなの“真直ぐさ”をアライソさんの整備した機体に例え、ここがアライソさんにとっての天職の場である事を悟る別れ際のやりとりからも伺えます。
それにしてもアライソさんとの別れのシーンのお互いのお互いを思いやる笑顔とか、マジでいいですね!(^^)

>やられたぁ~!
別れの際の“お土産”で、実は最初からミライの正体を気づいてた上でわざと怪しむ様な態度を見せていた勇魚に、全員してやられたり(笑)
ちゅうか、コクピットの会話筒抜けってのを今更の様に驚くなよおまいらも!(^^;

そんな訳で、強烈なキャラと言う意味では共通してるけど、草加雅人とは違ったキャラクターで楽しませてくれた村上幸平君でした!

ウルトラマンメビウス ガイズマシンシリーズ4 シーウィンガー
ウルトラマンメビウス ガイズマシンシリーズ4 シーウィンガー

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