ウルトラマンメビウス.43話

ウルトラマンメビウス
第43話「脅威のメビウスキラー」脚本:赤星政尚 監督:小原直樹

終盤に向けて大きく話が流れ出した様な回でした。
劇場版とストーリーがダイレクトに繋がってたりするのは、映画観てない私みたいな人間にはちょっと入り込み辛い部分もあるんですが、DVDの発売時期にコレを持って来る辺りはある意味“東A”さんよりも商売上手かなとも思ったり(笑)
ま、それをさておいても、色々な要素が盛り込まれた内容になっていたのは確か。
ホント、最近の「メビウス」はどの回も“濃い”よなぁ(^^;

>暗黒四天王
ノリ的には“内山まもる”の世界と言った感じですな。
ヤツらの更に上の存在と言う“皇帝”ってヤツの正体も気になるところですが、メフィラス星人とヤプール以外は知らない方達。
いや、もしかしたら私が知らないだけで他のどこかで活躍された方々なのかも知れませんが、どうせならもっと“らしい人達”を持ってきてもよかったかなぁとか思っちゃったんで(でかいハサミの蝉さんとか、ウルトラ兄弟ブロンズ漬けにしちゃった包○チ○チ○鼻な人とか(^^;)

おぢさん的には、メフィラス星人の声が“加藤精三”さんってのがミソで、つまりこれは初代マンと対峙したのと同一人物と思って良いって事なのでしょうかね?(“ナントカ草”とか使って暴れて方の人だったらどうしようかと・・・(笑))
もしそうであるなら、やはり初代マンとの“決着”が期待できるって事なんでしょうか?
うむうむ、ちょっと楽しみになってきたぞ(^^)

>アヤさんはタケナカさんの孫
アバレイエロー@樹らんること“いとうあいこ”さん演ずる劇場版の登場キャラ“シングウジアヤ”さん登場(←ややこしい書き方すな!(^^;)
私は劇場版見損なったんで、彼女がどういうポジションに居るのかがイマイチよく判らなかったんですが、タケナカ最高総議長の孫でサコミズ隊長のことを“サコッチ”と呼ぶ理由とかも含め、観てる方が“何もそんなトコまで”と思う部分にすら映画版との整合性をつけようとする辺りは(特に平成ウルトラマン以降の)円谷らしいと言うか、某“T映”さんとは対照的かなと・・・(^^;

アヤさんは今回と次回での役割りが、ゲストでありながらレギュラー並に重要な位置にある辺りは映画版のヒロインだった事が伺えます。
演ずるいとうあいこさんは「アバレンジャー」の時よりもちょっと女っぽくなられた感じで、演技も上達されていて、自分的には今の彼女の方が好みです(←お前の好みなんて知るか!(^^;)
ウ~ム、「マックス」の時の長澤奈央ちゃんと言い、“ウルトラ”にかつての戦隊ヒロインが出る時は、その度毎に彼女達“成長”を感じる(女優さんとしても、女性としても)のですが、円谷もしかして“狙ってる”のか?(^^;

>はじめてのでーと
半ば強制的にアヤさんからデートに誘われたミライ君(笑)
そうは言ってもポップコーンやソフトクリーム食べながら歩くだけと言う、殆ど小学生レベルのデートな訳ですが(きょうびは中学生にもなると映画や遊園地だけで済まなくなりそうだしなぁ(^^;)

アヤさんに“好きな人は?”って聞かれた時にまっ先に“リュウさん”が出てくる辺り、そういう意味じゃないってのは分かっていながらも、むしろスタッフに向かって“お前ら狙ってるだろう!”と突っ込みたくなるのはどうしてくれよう(笑)
アヤさんがミライ君に感じたと言う“他の人には無い不思議な優しさ”ってのは、ミライ君がウルトラマンであるが故のものだと思うのですが、それがアヤさんに“気づかせる”要因にもなってる部分であり、今回のポイントにもなってるところでもあります。

>フェニックスネスト、発進!
これまでどんな方法でも突き止められなかった時空波の発信源が(まるで向こうから知らせた様に?)アッサリ判明したり、イザ出陣と言う段になってミライと連絡が付かない(妨害されてる)等、ジョージやマリナさんが言うまでもなくこんなの“罠”なのはミエミエ。

それでも出動しようとするサコミズ隊長とリュウさん。
罠の可能性は高くても、今が千載一遇のチャンスである事には違いはない訳で、このチャンスに叩く事がGUYSとしての使命・・・・と言う、表向きの理由は勿論ではあっても、それに対する“本当の思い”は多分2人とも本質的に同じもの。
時空波の発信源を今叩く事が出来れば、それを目標に“メビウスを倒す”事を目的にやって来る外敵を断つ事になる。
それはGUYSの使命を貫き、地球を守ると同時に“メビウス=ミライ”への負担を軽減する事にも“自分達がウルトラマンを守る”事にもなる。
それは自分達が“守られているだけの存在”から、彼らと肩を並べ、いずれ追い抜いて行く事で今までに“受けた恩”を返す事に繋がる。

そして多分、仲間達みんながミライ=メビウスは必ず来ると信じてるってのもあるでしょう。
それはウルトラマンの力を“頼っている”のではなく、ウルトラマンを自分達と同じGUYSの“仲間”だと言う“信頼”してるからで、ここに物語の半ばでウルトラマンの正体バレがある事の意味が生きて来るんですな。

そんなみんなの“思い”を乗せて、フェニックスネストが発信していくのを見守るタケナカさんとミサキさん・・・
おや?、そう言えばトリピーとマルさんは??
・・・・・まさかこの後に及んでこの場から外されるとは、つくづく気の毒な人達だ(^▽^;

>脅威のミライキラー
ダークザギ・・・もとい、あのイヤ~ンな記者“ヒルカワ”さん再登場・・・てか、まさかコイツが再登場するとは正直思わんかった(^^;
今回のメビウスの強敵が“メビウスキラー”なら、このヒルカワは正に“ミライキラー”って感じで、人間の中の悪役を一手に担ってる様な人ですな(いい人揃いな「メビウス」の中ではちょっと可哀想な役回りだけど(^^;)
なんだかんだと執拗に絡んで来るのは鬱陶しくて仕様がありませんが、ヤツを軽く撃退しちゃうアヤさんは流石というか、やはりイザとなったら女性の方が根性が坐るって事なですか?(^^;
ああいう“勝気”な芝居の部分は、ちょっと“らんる”が見え隠れしましたが、それもまた良しって事で(^^)

>GUYS、宇宙へ
海底から飛び出し、フェニックスネストに“牽制”をかけた挙句、遂に宇宙に飛び出した謎の時空波の発信源。
フェニックスネストもそれを追いかけ遂に宇宙へ飛び出す訳ですが、ここでサコミズ隊長が何やら水を得た魚の如く生き生きしてる事に注目(笑)
ここらは前回を観てれば、隊長があんなに“イキがいい”理由が分かる仕掛けになっている辺りが中々心憎いところ。
元来が宇宙の男な“キャプテン・サコミズ”の血が騒いでるんでしょうなぁ(^^)

>ヤプール出現
街頭のニュースでフェニックスネストが発進した事や、通信が繋がらなくなってる事に気づいたミライ君達の前に出現した黒づくめの男。
実際は2人のデートシーンからチョロチョロしてた訳ですが、ただでさえあんな怪しい格好で風船なんか配ってたら余計に怪しいだろうに(^^;

前回、レッドキングやゴモラに“ガディバ”を憑依させて操ってたこの男の正体はヤプール!
清水紘治さんが相も変わらず圧倒的な存在感を放ちまくってますが、特撮物で印象的な悪役を演じられた多くの方が鬼籍に入られてしまった今、こういう方の存在は本当に貴重です。
確かに若い世代の方でも良い悪役(“良い悪役”ってのはちょっと変か?(^^;)な方は沢山おられますが、清水さん位の“シブみ”は経験と実績に裏付けされた“年輪”が無ければ、中々出るもんじゃないですもの。

この時点で一連の事件がヤプールの企てである事が確定した訳ですが、自分でも言ってますがこの“執念深さ”はウルトラの各悪役の中でも群を抜いて、ある意味バルタン星人以上ですな(^^;

>メビウスキラー出現
ヤプールに召還されるカタチで、“空を割って”エースキラー出現。
“冗談じゃない”とか宣ってアヤさん突き飛ばしてスタコラ逃げ出すヒルカワ(ホントに最低な野郎だ(^^;)
アヤさんに逃げる様に言って自分は“戦ってきます”と言ってエースキラの元に向かうミライ君ですが、元々アヤさんは“確かめたい事があって来た”と言ってる上に、GUYSが来れない状況で1人で戦いに行くと言えばアヤさんがついてきちゃうのは当然と思えるんですが、そこまで考えが及ばない辺りはある意味ミライ君っぽいと言うか、案の定メビウスに変身してエースキラーに立ち向かうところをしっかり見られちゃってます(^^;

わざわざガディバを使ってレッドキング&ゴモラとメビウスを戦わせた本当の理由は、メビウスの技をガディバに憶えさせる(FF的に言う“ラーニング”ですな)為で、メビウスの技を憶えたガディバが憑依したエースキラーは、メビウスを倒す為だけの存在“メビウスキラー”に進化。
この状況で最高に厄介な敵と戦わなければならないハメになるメビウス・・・って、こういう展開はヒーロー物していて単純に好きだなぁ(^^)

>必殺のメビウムダイナマイト
自分の技で反撃されると言う事態に大苦戦のメビウスに、アヤさんの叫びが届く。
かつて、自分を助けた時(これが劇場版の話ですね)メビウスに感じた大いなる優しさと同じ優しさをミライに感じたからこそ、その正体を確信したと言うアヤさん。

地球人が好きだから、ウルトラマンは地球の為に命懸けで戦うとかつて言った事に対し“だったら死んじゃダメだ、優しさの為に死ぬなんておかしい”って言葉は、自分的には激しく同感。
以前から何度か書いた憶えがありますが、私はこういう“ヒーロー物”における“自己犠牲の観念”が必要以上に美化される事がある事や、それを賛美するファンが意外に多い事に非常に疑問を感じてます。
自分を犠牲にして戦う事で、他人が幸せになれば良いと言う観念事態は否定しませんが、その為にヒーロー本人が不幸になったり報われなかったりしてはなんにもならんのじゃないか?
心身を犠牲にして戦った結果、皆が幸せになると同時にヒーロー自身も幸せになると言うのが、本当の意味でヒーロー番組の理想なんじゃなかって思うんですよ。
その気持をヒーロー本人にぶつけてくれたこのシーンは、私的には今回一番のお気に入りシーンです。

・・・・なんだけど、言ってる後からメビウスがメビウスキラー倒すのに使ったのは“ウルトラダイナマイト”のメビウスバージョン“メビウムダイナマイト”なる“自爆技”とは・・・元に戻ったからいいようなもんの、ミライ、お前話し聞いてへんかったやろ!?(^^;
個人的にはヤツが相手なら“スペースQ”で倒してほしかったところですが、あれは兄弟の力を借りないと出せない“1発技”ですから、仕方ないとは思うのですが。

>月世界の戦慄
時空波の発信源と思われる石柱を追って、遂に月まで飛んできたものの、突然全ての計器や装置が狂いだし月面に墜落してしまう。
これも全てはヤプールの策略なのでしょうが、次回は月が舞台になると言う事で“ルナチクス”が登場し、そこでまた昭和ウルトラのファンが大盛り上りになる様な展開が!!!

>割れる大地
メビウムダイナマイトを使った為に著しい消耗を余儀なくされたミライ君に対し、知らぬ事とは言え嫌味タラタラなヒルカワ・・・って、まっ先にトンヅラしたのはお前だろうに!(^^;
すると今度は大地がガラスの様に割れて、赤い空間に引きずり込まれてゆくミライ、アヤさん、ヒルカワの3人・・・
つまり、ヤプールによって異次元に連れ込まれてしまったのでしょうが、遠く離れた別の場所で、各々ピンチを迎えるミライ君とGUYSの面々、果たして逆転のチャンスはあるのか?

いや、ホントに面白い展開になってきましたよ!(^^)

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