電王.第10話

仮面ライダー電王
第10話「ハナに嵐の特異点」脚本:小林靖子 監督:長石多可男

イヤ~申し訳ない、1週遅れ、放送から10日経ってしまいました(^^;
週末には11話の感想も上げるつもりではいますが、あまり大きな事言ってまた落としたらハズいので、出来たらいいなぁ~って事で(え

そんな訳で、今さら細々前置き語るのもアレなんで、さっさと本編の感想書いて行きますね~(^^;

※イマジンはイマジンよ!
キンタロスがちょっと他とは違ったイマジンだと良太郎が感じるのは、多分良太郎自身がモモやウラに憑依される事で逆にイマジンの本質みたいなものを身を持って“感覚”で感じてるから。
モモやウラと同質の“肌触り”の様なものをキンタロスから感じとったと言う事かな?

対するハナがどうあろうが意地でもイマジンを認めようとしないのは、後に語られる彼女の秘密に大きく関係がある様ですが、どうやらハナ自身もモモやウラみたいな“他とは違う”イマジンの存在も認めざるを得な状況が出来つつある。
しかし、それを認めてしまう事は自分が時間の運行を変えさせない為にイマジンを倒してると言う行動理由やや、自分の存在理由、存在意義と言ったものが、ある意味根底から揺らいでしまう事にもなってしまう故、意地でもイマジンを認める訳には行かない・・・と、そんなところかな?
イマジンを憎む事で、自分自身のアンデンティティを保ってる一面がハナにはある、と見ていいでしょう。

※この強さ、抑えきられへん!
一見人助けをしたみたいに見えるK本条ですが、もしアレで犯人だけでなく人質の姉ちゃんまで落ちたらどうするつもりだったんだろう?
てか、あんだけグラグラにしちゃったらあの螺旋階段危なくて使い物にならんだろうに!(修理費誰が払うんだ!(^^;)

※カメ公みてぇには釣れねーな
いや、君の場合は釣ると言うより単にケンカ売ってるだけだよ、モモ(^^;

※どうせ出鱈目な叶え方するのよね!
確かに出鱈目な叶え方には違いなかったけど、クマの場合はむしろ思い込みや勘違いといったもので、他のイマジンの身勝手な理屈で(契約者にとって)不本意且つ最悪な叶え方をすると言うのは少し違う。
それを目の当たりにしちゃったから、ハナの中の“イマジンを憎む事で保ってるアンデンティティ”に揺らぎが生じてしまう訳ですが、ここは後半その展開に持っていくための“ネタ振り”になってるんですな。

小林靖子さんのこういう緻密で繊細な筋立ての上手さはやはり女性脚本家ならではで、同じくメインを勤められた「龍騎」や「タイムレンジャー」にも通じる部分があります。
ハナのイマジンに対する感情には「タイレン」のユウリのドルネロに対するソレと同質のものを管理人は感じます。
ユウリとドルネロの決着の時には大いに涙したもんですが、ハナとイマジン達のドラマがどこへ行くのか、ちょっと楽しみですね(^^)

※こっちでストレス発散だぁ!
ケンカに乗って来ないクマに対し、もう一体の“ライノイマジン”登場に意気揚々と向かって行くものの、結局攻撃が効かない上に“巻かれて”しまって、増々ストレス溜る一方のモモちんでした(笑)

※澱んだ池に魚は棲めません
入れ替えませんか?、心の水・・・・って、よくもまぁこんなキザったらしい言葉がすいすい出てくるもんだと思いますが、確かに心に何か“引け目”があったり、気持が弱ってる人間にはこのテの言葉はかなり効果的で、そこを突いて相手を自分のペースに引込むのが詐欺師の常套手段。
ライノイマジンの契約者である事が確定した菊池から詳細を訊き出すためには、そういう意味では正にウラちんの真骨頂とも言える部分ですが、それ以上に良太郎が変身前の時点でちゃんと“フォームチェンジ”を使い分けてる辺りにちょっと感心(笑)
適材適所を上手く使い分ける良太郎、案外人事能力に長けてるのかも知れません(笑)

尤も、画面に映ってないところ(或いはカットされた?)ところにウラタロスが“ここは僕の出番”って出てきたと考えられなくはありませんが、相手が男な上に元々面倒事が嫌いなウラちんが自分から首突っ込んでくるってのも考え難いので、やっぱここは“はやる”モモを鎮めて良太郎がウラを呼んだと考える方が自然でしょう。

※お相撲みたい
やっぱり相撲だったのか(笑)
あんまりにも本人が空手空手と言い張るから、うっかりこっちまで“ああいう流派の空手”なのかも知れないと納得するところだった(^^;

落ち込むのはいいとしても、壊した自転車はちゃんと直そうね、キンタロス(笑)

※そんなバカな・・・
まぁ、オチはともかくとして(←オチかい!(^^;)キンタロスが本気で本条に“空手をさせてやりたい”と言う気持から彼の身体を使って自分が空手をマスターしようとしてたのは嘘じゃない様で、それはハナが言う様に“善人ぶって”やってる訳では決してない。
確かにやってる事が見当外れだって意味ではイマジンの“勝手な解釈で望みを叶える”って図式には当て嵌まるかもしれないけど、それは単にキンタロスの勘違いなだけで、しかも“時の運行を変える目的”ってのを本気で忘れている模様。
それは言い換えればキンタロスにとっては“契約者の望みを叶える事”の方が重要だった事になり、ハナにとってみれば自分自身の憎しみの対象でしかないイマジンの中に“ホントに善人みたいなヤツ”がいる可能性を認めなきゃならない事になる。

モモタロスの場合は元から時の運行云々よりも“暴れる事”が目的だった訳で、特異点の良太郎に憑りついたのも言わば偶然。
ウラタロスにしても、最初からイマジン本来の目的には関心がなく、良太郎が特異点なのを承知の上でに憑く事でデメリットよりも大きいメリットを選んだ一種の“変わり者”で、なにより現時点で2人とも“電王”を使うためには必要な存在。
モモもウラも、そういう意味でまだハナに“所詮はイマジン”と突っ込ませる余地は残ってたけど、キンタロスみたいに真正面から“コイツは違うかも”って思わせるイマジンの出現はハナにとっては混乱でしかない。
そんな気持の表れが“そんなバカな・・・”の一言なのでしょう。

※本当の決着
菊池が前回の大会で優勝したのは、決定戦のその日に本条が病に倒れたからで、菊池にとっては不本意な勝利だった。
だから菊池は“本当の強さを手に入れたい”と望んだものけれど、彼の真のの願いは果たせなかった本条との決着をつけたいと言うものだった。
一方の本条が病に伏した身でもう一度空手をやりたいと望んだのも、そのホントの理由は菊池との果たせなかった決勝戦をもう一度やりたかったから。

同じ目的を持ち、同じものを求めて競い合うライバル同士の“思い”が同じ場所と同じ時間に繋がってるっていうのは、ベタと言えばベタだけどもストーリーの展開をありがちな御都合主義になるのを軽減するだけでなく、単純にドラマとしてみてもなかなか爽やかでちょっとジンと来るものがあります(^^)

※契約完了
キンタロスが憑いていようがなかろうが、ともかく菊池のライバルになり得る相手として最後の標的となる本条を襲った時点で強引に“契約完了”と判断して過去へ飛んだライノイマジンに対し、本条の身を守りつつ“凄いへたくそ”ながらも、彼に再び空手をさせてやる事で“契約完了”としたキンタロス。
同じく過去に飛ぶと言う行為に及んだキンタロスに対し“やっぱりイマジンはイマジン”と言うところに思考が行っちゃうハナですが、この時はキンタロスが飛んだ本当の理由を知らないばかりでなく、本条自身が久しぶりに空手を体感できた事でキンタロスに“ありがとう”と感謝してる事に多分目が行っていない。

良太郎が“本当にそうなのか”と感じるのは、先にも書いた様にモモやウラに憑依される事でイマジンの事を感覚で理解してる事に加え、例え勘違いな方法でも望みを叶えてくれたイマジンに人間が“感謝する”といったところに感じ得るものがあったからなのでしょう。

※2006年5月21日
決勝戦に日に飛んだライノイマジンが2006年5月21日にやった事と言ったら、精々競技会場をの壁を破壊した位で人的被害とかは出てないみたいですね。
なんだか段々やる事が“しょぼく”なってくる気がするイマジンさん達ですが、まぁ所謂“大人の事情”と言うか、もうじき映画の方にも予算廻さなきゃならんし・・・ウ~ム、モゴモゴ(^^;

あまりにも謎すぎて考察が難しいので、ウチの感想では意識的に触れてなかった懐中時計の男ですが、もうそろそろ“それなりの”動きを見せてもよさそうなもの。
現時点ではイマジンと良太郎達の戦いを監視してる様にも見えるんですが、あの懐中時計はそれが“予定通り”行われてる事を確認してる風にも思えます。
もしかして・・・ヤツが黒幕?

※俺、参上! すぐに退場させてやる!
なんか、この後のキンタロスとの“誰が泣くか”ってやりとりとか見ても、どうもライノイマジンってノリ&ツッコミを心得てる様に思う(笑)

※てめえ、なに汚え攻撃してんだ!
キンタロスが2006年に飛んだ本当の理由は、本条に菊池と本当の決着をつけると言う真の目的を果たさせてやる為。
その為に2人を守って逃がしてやるキンタロスに、隙をついた不意打ちで攻撃したライノイマジンに対してモモ電王が言ったのがこの言葉。
この時のモモちんはマジで怒ってたみたいで、真っ向勝負が心情のモモにしてみればライノイマジンの行為は許せないものだったんでしょうね。

うん、やっぱ根は熱くてイイヤツだよ、モモタロス(^^)

※消滅した時間
このままではキンタロスが消滅してしまうのは、契約者の望みを叶えようとするあまり、或いは望みを叶えても本来の目的である時間の改変を放棄してしまった為、契約そのものがなりたたなくなり存在出来なくなったと言う事でしょうか?

契約者の望みと引き換えに自らは消えてしまっても構わない・・・
そんなキンタロスを目の当たりにし、いよいよハナの中のイマジンへの深い憎しみとの葛藤が彼女を混乱させちゃう訳ですが、その表現が消えかけてるキンタロスを“殴る”って辺りがなんともハナらしいと言うか、その混乱ぶりが伺えると言うか・・・(^▽^;

ここで明かされた、ハナがそれほどまでにイマジンを憎む理由。
ハナのいた時間は、イマジン達の行った時間改変により消滅してしまった。
ハナが帰るべき時間はもう存在しない、またハナ自身もどの時間の存在でもない・・・
何故そうなのかってのはこの後またラストで語られる訳ですが、自分と言う存在が何かという事それ自体を奪ってしまったのがイマジンの時間改変で、そのやり場のない感情をイマジンに対する憎しみに変える事で自分という存在を確率しているのなら、それはそれで悲しい事ではあります。
オープニングでハナが流す涙には、その辺りの意味あいが示されているのかも知れません。

※もう満員だ!
今にも消えそうなキンタロスを助ける為、自分に憑依する様に呼び掛ける良太郎。
幾ら特異点でも、これ以上複数のイマジンに憑かれるのは良太郎にとって相当な負担になる筈なのに、それを敢えて奨めてしまう良太郎の優しさというか人の良さにはむしろ視聴者の方が呆れるほど(笑)
モモタロスが“もう満員だ!”って言うのは、これ以上増えたらまた自分が自由に暴れられないってのもあるだろうけど、どこかで良太郎を気遣ってる面もあるかな?

しかし、ここではむしろ良太郎の言葉に盛大にコーヒー吹いてるウラタロスの方に注目。
普段、冷静を装ってるウラ(事実このシーンでも我関せずを気取って優雅にコーヒータイムしてた訳だし)が、あんだけ思いっきり吹いちゃうってのはそれだけ動揺してる証拠(笑)
良太郎の発言は、そんなウラタロスをそこまで驚かせる程の突拍子の無さだったって事でしょうか。

※アックスフォーム登場
迷ってるキンタロスに、ハナに殴り散らされるか、良太郎に憑くかを迫るのはモモタロス。
ウダウダやってるのにイライラして思わず言っちゃったんでしょうが、こんなところにもモモの“人の良さ”が・・・(笑)

キンタロスがモモにつられて言った“ハナクソ女”発言に、反射的に放たれた“ハナパンチ”の一発(笑)に、遂に良太郎に憑依したキンタロス。
そして、登場する“アックスフォーム”ですだ、その際に上からひらひら降ってくる無数の紙のビジュアル見て、思わず“破れ奉行”が頭に浮かんだおやぢ世代はどれほどいるのか(笑)
まぁ、船に乗ってて銛が武器って言うならむしろロッドフォームの方が近いんですがね(^^;

その戦い方は威風堂々と構えた後に強大な力で叩き潰す、正にパワーファイターと言った感じでしょうか。

※ダイナミックチョップ!
後で言うんだ・・・(笑)

※あのヤロー、カッコつけやがってぇ~!
結局今回も相手にとどめを刺せないまま、いいところを持っていかれてしまったモモタロスのフラストレーションは溜まる一方。
ライノイマジンが暴走したのを見て
「俺にやらせろぉお~~!」
モモがまた爆発しない内にガス抜きしてやって下さい、良太郎(笑)

※サイ対ムカデ
アックスフォーム用のデンライナー“レッコウ”は車輌の左右に6本の“斧”が出て来るんですが、あれでどうするのかと思ったらまさか暴走イマジンと“格闘戦”やるとは思わんかった(^^;
巨大ロボ戦って意味では確かに戦隊物みたいだけど、イメージ的にはむしろハリー・ハウンゼンみたいなノリだな(笑)
管理人的にはその格闘そのものより、とどめを刺したのがアルカディア号の“ラム攻撃”みたいだったのがツボでしたが(^^;

※いつか2人で・・・
本当の決着をつける為、身体を治すトレーニングに励む本条と、それに協力する菊池。
怪獣マニアとヒーローおたくが仲良くなった・・・じゃなくて、スポーツマン同士は清々しいと言う事で(^^;

※キンタロちゃん
クマイマジンにキンタロスを命名したのは結局はナオミちゃんって事になる訳ですが、その姿が本条のイメージをそのまま引き継いだのは色んな事情がるからだなんて言う野暮な事はこの際言ってはいけない(笑)

※ハナは特異点
ハナが“愛の叫び”が泣けたというキンタロスに“愛の鉄拳”で応える(・・・(^^;)のは、多分イマジンに対して少しでも情を見せてしまった自分が許せなかったから。
決してこれからもイマジンなんかとは馴れ合う気はないって意思表示なんでしょう(だから、巷での流行り言葉で言う“ツンデレ”とは少しニュアンスが違うと思うんですよ、ハナの場合)

そして、オーナーから明かされた驚愕の事実とも言える、ハナもまた特異点“だった”と言う事実。
今回のオーナーの言葉から推察されるのは、特異点と言うのは時間の運行やその存在に自身の存在を干渉されない事と、それ故に自分のいた時間が消え失せた彼女の時間が流れているのはデンライナーの中だけだと言う事。
また、特異点“だった”という過去形なところをみると、今はそうではない可能性もある。
その辺りに、別の特異点を探した理由や、良太郎が特異点である理由もあるもでしょう。

ま、ここらはまた追々に。

仮面ライダー電王 ライダーヒーローシリーズD03 仮面ライダー電王 (アックスフォーム)
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