責任

少し前の話題なんですが、色々と思う事があったのでちょっと記しておきます。

実はもう少し早めに書こうと思ってたんですが、例のミサイル騒ぎがあったり、ウチはあくまで特撮物の感想をメインにしてるブログなのでそちらを優先しちゃったんですが、一度書こうと思った事なので、兎も角書き留めておきます。

コチラの話題
ウィニー:開発した元東大助手に懲役1年求刑


まぁね、私自身はMacユーザー(しかも未だに「OS9.2.2」を使い続けてる)だし、そもそもファイル交換ソフトそのもに興味がないから、関係ないと言えば関係ないんですよ。
何よりこの話は色々複雑でややこしい問題はらんでるから、自分としても扱うかどうかは悩みました(てか、事件の概要すらちゃんと理解してないし(^^;)
でも、自分でも気になったままなのは気持悪いんで、自分の語れる範疇で語ってみたいと思います。

元々この逮捕劇自体、当時不祥事続きだった京都府警が汚名返上する為のいい“見せしめ”にされた側面があり、お上が不等に権力を振りかざしたような印象がある分、正直あまり良い感情は持っていません。
じゃあこのWinnyの開発者を支持するのかと言えばそれは否。
逮捕そのものには疑問が残るけど、やはりやってる事やその言い分には正統性をあまり感じません。

難しい事は正直解らんのですが、確かにWinnyそのものよりも、それを介して入ってくるウィルスやスパイウェアの方が悪質だろうし、Winny以前に個人情報の漏洩はあった事や、大企業や官公庁の個人のパソコンに重要な情報が扱われてた様な、セキュリティに対する認識の“甘さ”こそ一番の問題でしょう。

でもね、実際問題としてWinnyの存在がその重要な情報の漏洩や著作権の侵害を爆発的に広めてしまった確固たる事実がある以上、どれだけ御託並べたって所詮は言い訳に過ぎません。
ネット世界そのものがその辺りの法的“交通整理”が出来上がっていない状況で、Winnyの様なソフトを配布すれば、こういう問題に繋がる事は予想は出来た筈。
しかもこの方、自分ならWinnyが抱えてる問題をすぐに解決する事ができるって仰ってるそうですが、ならば何故最初から問題のない物に完成させてから配布しなかったのか?
逆に言えば、それは最初からWinnyが欠陥品である事を認めてる様にもとれます。

つまり、まぁ・・・少なくともWinnyは悪くないとか、それを開発した事や配布した事に責任は無いって理屈は通用しません。
法的にも、社会通念的にもね(もはやモラルの問題ですらある)
ソフト開発そのものがイカンと言う考え方には私も大反対ですが、ならばそれには相応の責任やリスクも伴うんだって事を、開発側も認識しなきゃダメでしょう?

この方どう言う判決が下るか分かりませんが、世間をこれだけ騒がせた事(マスコミがWinny絡みの事件を必要以上に興味本位で伝えた側面を差し引いてもね)を考えれば執行猶予なんて言わないで実刑でも構わんと言うのが私の正直な気持。
下った判決を厳粛に受け止め反省する事が、大人の責任のとり方だと私は思います。

この話、全く別ジャンルで絡めてみたい事があったんですが、長くなり過ぎるのでそれはまた別の機会があればやってみたいと思います。

最新 情報漏洩防止マニュアル―日本版SOX法、個人情報保護法、e‐文書法施行で求められるコンプライアンス

"責任" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント