電王.第11話

仮面ライダー電王
第11話「暴走・妄想・カスミ草」脚本:米村正二 監督:坂本太郎

今回より脚本に“米村正二”氏参戦。
小林靖子さんの築いた「電王」の世界に、どういう新風を吹かせるのかが注目されるところ。
実際、電王の世界観から大きく逸脱する事ないながらも、画面を通した“肌触り”に米村テイスト的ものが感じられたといったところかな?

ただ、キャラクターの描写とか、セリフのセンスとかはいいものを持ってる人なのですが、今回の様なミステリー要素のあるストーリーの場合、伏線や謎かけが繋がってなかったりする“ツメの甘さ”みたいなのは少し気になりました。
これは「カブト」の時もよく感じた事なので、もう少しなんとかして欲しいところではあります。

それでは今回のポイント

※これまでの電王
僕、モモタロスは、2007年で野上良太郎という特異点の男の子に憑依してから、少しづつ何かが変わってきました。

と、2つ前の作品の某少年みたいに、これから慣例化するんだろうか?(^^;

※小林カスミ
今回のゲストヒロインのカスミちゃん。
生意気盛りでちょっと勘違いしてる売れっ子ジュニアモデル・・・と、まぁストーリーも含めて実に“王道”なキャラクラーだと思うんですが、年齢設定をあの世代にもっていったところがミソ。
あれがもう少し上の年代ならこれまでの特撮物(主に東映系(笑))でのお馴染みなパターンになっちゃうし、あれより下だと子供番組的にはよくても“平成ライダー”の枠で考えると少し外れてしまう。
この年頃の女の子ならばあのキャラクターづけにも無理は感じないし、視聴者の子供達からは理解や共感を、親御さんの世代からは“親の目”で見た感情移入を期待出来る。

今回の脚本の米村氏のアイディアなのか、或いは白倉Pなり武部Pなりの差し金なのかは分からないけれど、そこらを計算した上でのキャラ設計なら、なかなか“あざとい”(←褒め言葉(笑))

※霞草の人
これもまた、ネタとしては王道と言うか、ベタと言うか・・・(苦笑)
まぁ、言い換えればこういう“こっぱずかしい”話を照れずに堂々とやれるのがヒーロー物の良いところではあるんですがね(^^;

しかし、名前がカスミで霞草とはまた随分と“まんま”だなぁと思いつつ、最近やっぱりヒーロー物で似たのがあった様なデジャブを感じたんですが、なんだっけなぁ・・・と、暫く考えて思い当たりました。
確かコイツがそういう事やってたはずだ!→コイツだコイツ!(笑)

※いなくなる→なくなる→泣くぅ~!?
コヤツはコヤツでどこをどうやったらこういう複雑な勘違いができるのか(笑)
そんなキンタロスの勘違いと、カスミちゃんが良太郎を“霞草の人”と勘違いする事がかかってる訳ですが、そのとばっちりを食ったカスミちゃんのマネージャーが一番気の毒だと言う事で・・・(^^;

ちなみに、キンタロスが飛ぶ前のデンライナーの中ではウラがハナにチョッカイ出そうとしてハナパンチ食らってたり、モモが何故か1人で“スピード”に勤しんでたり、相変わらず細かいネタで笑いを誘っております(w

※オープニング
キンタロダンス追加。
四股とか踏んだら面白いかもなぁなんて思ってたら本当にやってたよ!(笑)

※キンタロちゃんって大物かも
自分が話をややこしくしてる事などどこ吹く風で、コーヒーカップ持って座ったままで眠ってるキンタロス。
モモタロスをモモンガ呼ばわりして起きてるのかと思ったら、モモが頭叩こうがネックロック掛けようが微動だにせず眠ってる・・・
うむ、本当にナオミちゃんが言う様に大物なのか、ウラタロスが言う様に単なるアホなのか(笑)

・・・・両方かもね(^^;

※昨日はどうもスイマセンでした・・・ガン!
シンプルでベタなネタほど笑えるものだと改めて感じ入る(笑)

※キンタロスが良太郎に入ったのは私のせいでもある
これは単純にキンタロスにハナパンチを浴びせようとした事が直接の引金になった事を言ってるのか、或いは自分がイマジンごときに情をかけてしまった事を差して言ってるのかで少し意味合いが変わって来ると思います。
いずれにせよ、ハナは良太郎に対して自分が電王にさせてしまった事をどこかで引け目に思ってるともとれますね。
ここらはいずれ物語の中で語られるかも知れません。

※なんでこうなるの・・・
今回の良太郎の不運は、たかが小学生の女の子の集団に“踏みたたくり”にされる・・・
もう、不運とか情けないというレベルを越えてるぞ良太郎(^^;

※もしかして、イマジン?
パリコレ行きが決まってから、カスミちゃんの身辺に次々と不穏な動きが起きてると言う話を聞いて、思わずイマジンの関与を疑うハナさんですが、さすがにそれはちょっと発想が飛びすぎてるだろう(^^;
大体、幾らイマジンが手段を選ばないからって、クローゼットの衣装切裂くとか言う“ただの嫌がらせ”みたいな事するとも思えないし、第一今回の事件にイマジンが関わってたのは結果論であって、最初からイマジンの関わった事件と知って来た訳じゃない。

う~む、確かにハナさんはイマジンへの憎しみのあまり暴走する事はあったけど、こんな些細な事までイマジンに結び付けるほど発想がブッ飛んじゃってる人ではなかったはず。
ライターが変わるとこういう若干の“揺れ”が出ちゃうのは仕方のない事ではあるんですが、些細な部分だからこそちょっと引っ掛かるって事もある訳で(^^;

※責任とってもらわないとね
そんな年端もいかない少女に何をした良太郎~!(違)
いやしかし“責任”の内容の如何を問わず、女子からのこの言葉は男にとっては即死必至の殺傷力を持つ言葉だ(^^;

※物を投げる→投げる→泣けるぅ~?
だからどうやったらそんな持って回った勘違いが出来るんだ!(笑)
その上やった事と言ったらショーを無茶苦茶にして、ネズミ1匹捕まえただけ。
モモやウラも相当良太郎には迷惑な事やってるけど、キンタロスはなにげに“目に見えて分かる”物質的被害が甚大。
もし良太郎が弁償しなきゃならなくなったら本当に迷惑千万この上ないぞ!(^^;

しかし、その騒動によりあの時カスミちゃんを狙ってたアイビーイマジンを退散させてる訳だから、結果オーライって事なのか?
でも、裏を返せばみすみす逃がしたって事にもなるか・・・・
どっちにしてもある意味一番の“トラブルメーカー”かも知れんな、キンタロス(苦笑)

※この怒りをどこにぶつけりゃいいんだぁあ~~!!
で、そのキンタロスはそしらぬ顔で再び冬眠中で、モモタロスのフラストレーションは積もる一方と(笑)

ところでモモタロスの怒りと言うのは、最近存分に暴れられない事に対してなのか、それとも“良太郎の身体を好き勝手にされた事”に対しての事なのか・・・・(^^;

※世間では私のライバルって言われてる子
モモがイマジンの匂いを感じとって、直後に部屋の灯りが消えたと思ったら衣装に墨汁がベッタリ・・・
やっぱりイマジンがこんなちんけな方法で契約者の願いを叶える事があるのかと思わせつつ、実はそれはカスミちゃんの成功を妬んだライバルの仕業・・・

いや、これもこのテの話では定番の展開ですが、その直後に本当にアイビーイマジンが襲ってきて、間髪入れずにモモ憑依で“俺、参上”までの流れはさすがにちょっと忙しすぎる。
あのライバルの子がミスリードを狙ったものならば、もう少し引張るなりなんなりしないとミスリードにすらならないし、なんだかバタバタしただけって印象しか残りませんでした(^^;
この辺りの“荒さ”が米村脚本の弱点なんだよなぁ・・・

あと、M良太郎の“ハナクソ女”発言にまたもやハナパンチ炸裂な訳で、もはや条件反射になってるみたいで、単にシーンとしてだけ見ればお笑いシーンなんですが、食らわした身体はあくまで良太郎の身体な訳で、以前はちゃんと謝ってたのに今回は睨んだだけ。
細かい部分ですが、ちょっとそこは“違うんだよなぁ”と感じちゃいました。

※またかよぉ~!
久しぶりに暴れられるかと思って意気揚々のモモタロスですが、結局逃げられてまた不発、あんまり“溜まる”と鼻血が出るぞ!
・・・・いや、深い意味はありません(^^;

※それはない、絶対に・・・
“霞草の人”が結局良太郎ではなかった事にガッカリ気味なカスミちゃん。
悩んでる時や疲れてる時に、そっと好きな草花を置いていく・・・と、普通に考えればそりゃ贈り主は“親類縁者”だろう思うし、良太郎もそう考えたから“お父さんかも”と言ったんだろうけど、それをあれだけムキに否定する辺りにこのエピソードのポイントがあると。

※東都映画撮影所
きっと大泉の撮影所なんだろうなぁ(笑)

※お父さんは私を憎んでる
なんでカスミちゃんのお父さんが彼女を家から追い出したとか、マネージャーが誰かと連絡を取り合いながら詳細を明かさない辺りが今回の件のキーワード。
まぁ、ミステリーと言うほどのものでもないし、概ね展開は分かっちゃうけども、多分“子供が憎い親などいない”ってのところは間違い人じゃないかな?

※大船に乗ったつもりで待っとれ!
カスミちゃんの態度に三者三様の反応見せるイマジン達ですが、ウラの“ああいうコもなかなか・・・”はなにげに聞き捨てならない。
お前は女の子なら“幾つでも”いいって事なのか!?(いくらなんでもそりゃ犯罪だ!(^^;)

で、またまたしゃしゃり出て来るキンタロスですが、このキンタロスの思い込みや勘違いこそ実は真実に近いところにある、と言うことでしょうか。

※正直に言いなさい!
マネージャーのネクタイ締め上げるハナさん・・・さすがに恐いです(^^;

※俺のイライラはクライマックスだぜ!
カスミちゃんを襲ってきたアイビーイマジンを迎え撃つため、モモ参上!
溜まってたフラストレーションを一気に発散させるが如く、実に楽しそうに戦ってるモモ電王ですが、ほんの束の間の事だった様で・・・

※亡き者にしてやる→亡き者→泣きぃ~!?
アイビーイマジンの一言を、またもや超解釈の勘違いをしたキンタロスが、抵抗するモモタロスを強引に追い出してキンタロ電王へ・・・
モモも気の毒だが一番可哀想なのは良太郎だよな、やっぱ・・・(^^;

※契約者はお父さん?
これもこの段階ではミスリードなのか、真実ならばどう言う裏があるかは判断するのに材料不足。
や、概ね見当はつくけれど、そこらはまた後編の感想でって事で。

※キンタロスの真意
モモ以上の脳みそ筋肉かと思いきや、相手を油断させておいて反撃に出ると言う、意外な頭脳戦略が出来るキンタロス(モモだったらどんな状況でも強引に押し破っちゃうしね(^^;)
それなのに、せっかく追い詰めたアイビーイマジンをむざむざ逃がした真意はどこにあるのか?

てことで、次回。

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